・劇中、先客なのに最後までほったらかしにされて怒りのバイオリンを披露する客を演じているのは、日本を代表する本物のバイオリニスト、桑野聖氏である。本楽曲の超難易度のバイオリンソロも全て同氏の演奏である。
・ヘアサロンのマスター役は日本を代表する著名なヘアデザイナー、リョージ イマイズミ氏である。
・カットされていくミナの髪はイマイズミ氏が用意したウィッグで、長くて量のある実際の髪の毛をベッタリと固め、その上から装着している。撮影はシナリオの時系列通りに進められていたため、落雷からヘアサロンに駆け込むまでのシーンでもウィッグをつけていた。(メイキングビデオ参照)
・1番のヘアカットシーンは低速で歌い、早回しで口が合うように撮影したものである。失敗したらウィッグを作り直さなければならないため一発勝負であった。またイマイズミ氏は見映えを考慮し、終盤は左右に立ち位置を何度も変えてカットを行った。見事成功し、スタジオに一斉に拍手がわき上がった。(メイキングビデオ参照)
・飛び回っている黒いモザイクの塊「グシャグシャ」は、危険が予測されるような行動を起こそうとしている者の目を隠して安全を確保しようとする、心優しい生命体という設定である。よく見ると1番のアニメシーンの暗闇に紛れて登場している。最後はミナに「そんな善意はいらないっ!」とばかり弾かれ、泣く泣く退散している。ただの黒い塊だが、線の太さやモザイク効果の深さの調整など、最もキャラ原案やイラストで苦労したキャラクターである。
・エンディングシーンのSPはファンから募集されたエキストラ3名と知り合い1名で構成されたが、男前ばかりが集まって浜渦監督を驚かせている。
・同じくエンディングシーンに総裁にゴマをする「腰巾着<学園理事長>」役は、現役の大学教授である。当初は「学長」という設定だったが、現実世界と照らし合わせるなら私学のトップになるので「理事長」とすべきでは、という彼の指摘により変更となった。
・画面が斜めになりイメるんが画面を巻くように飛ぶシーンは、監督の指示ミスでリョージ氏が映り込んでしまっていたため、合成で姿を消している。
・アニメシーンの背景は北海道のホロカヤントー近くの丘の上で、浜渦が過去に撮影した写真を使用している。当初はアニメではなく実写の予定だった。
・冒頭のミナがぶつかりながら走るシーンで、道路向こう側に記録撮影隊が映り込んでいる。
・シャンプーCMシーンのボトルは実はシャンプーではない。よく見ると赤いボトルは「青じそドレッシング」、金のボトルは「グレービーソース」と描かれている。4K版でないと非常に読みづらい。
・2回目のサビのモザイクがかかった背景は何…!?
・映像の中に隠し文字が3つある!?1つは比較的見つけやすいが、残りの2つは非常に見つけづらく、片方は4K版でも判別困難のようだ。浜渦監督は「怖かったので見つけにくく加工したが、自分でも見つけられなくなった」とコメントしている。またほとんどの作業が完了した後に浜渦が付け加えたため、スタッフの殆どが知らない。
・2番のヘアセットシーンで一瞬止まってリョージ氏が櫛を置くシーンは何を表してるの!?
・1番と2番のサビのミナの口パクは何と言ってるの!?字幕にさえモザイクがかかっているけど、ヤバいこと…!?
→回答は○万再生後など記念すべき時か、きまぐれに発表予定!
・元々の完成予定は2017年の春だったが、監督の浜渦の多忙のために2018年春に延期され、また浜渦がAfter Effectsを購入しハマってしまったためにさらに9月の完成披露パーティーまで延期された。パーティーで完成品を披露し、制作チームも解散したが、さらに浜渦が手を加えたいとエフェクト作業を続け、2019年2月3日にようやく完成した。しかし完成版として使用されているデータの日付は2019年4月17日であり、これが正真正銘の完成日のようだ。
・なぜか4Kで作り始めた上、浜渦のデータ管理がヘタなため、このMVを作るのに4テラバイト以上ものHDDを使った。しかも音楽制作の音源用HDDであった。